優しい世界に住む

4年ほど前

“優しい世界に住む”

と決め
ノートに書いたのを覚えています

3年ほどいた居場所から離れる決意表明でした

そこは
長男が産まれてから初めて
“わたし”
でいられた場所でした

そこに行くと
自然と色んなものから解放され
帰るころには
モヤモヤしていたことがどこかに行って
身体と心がすっきりしていました

私の中の
“美しさ”や“女性であること”
などの望みも満たしてくれる時間でした

その一方で
心が苦しくなる場面を目にすることが多く

自分がやりたいこと
とは別で起こる目の前のできごとに対して
どうすることもできず

自分がやりたいことを続けていくためには仕方のないことだ
良い方向からみよう
などと度々自分に言い聞かせ

“胸が締め付けられるような気持ち”や“無力感”
“違和感”などに蓋をして
そこに居続けました

でもいつのまにか
その蓋の中味が
見てみぬふりできないくらい溢れそうなっていたのです

そしてある時ふと

“あ、ココから離れよう”

と思ったのです

傷付いているのは
そのできごとに反応している“小さい私”だ

それに気づいたとき

私がいるべき場所ではない
私がいたい場所ではない

そう思ったのです

大人になって初めて出会った
というか
人生で初めてかもしれない
何にも考えずに夢中になれるもの

そこから離れることは
居場所を失う不安や
続かなかったという劣等感が生まれるのではないかという恐怖がありました

それでも
“小さい私”を守るため
心を決めたのでした

あれから4年

私は気づいたら

“優しい世界の住民”

になっていました

あの時願っていた
穏やかで
平和で温かい世界です

まだたまに
過去にいたような世界に引っ張られることもありますが
ザワザワしたら
優しい世界を思い出すようにしています

人や場所、会話
自分が居心地が良いと感じるものを
ひとつひとつ選んでいく権利が
誰にでもあるし

そこにいくために
今あるものを手放すことは
ある種
恐怖心や不安も伴うものではあるけれど

自分の意思で選んでいくことで
見えない景色を見ることができるようになったり
住みたい世界に住むことができるようになるのかもしれません

そして一人一人のそれが叶うことが
世界の平和への近道なんじゃないかな
なんてひっそり信じています


製造所となるアパートの契約を先日してきました
ドキドキが止まりません


植物と石けん「あおいとり」

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